自己点検?評価の対象期間:
平成27年
04月
01日
~
平成28年
03月
31日
越 良子
(教授)
<教育活動>
授業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取り組み
子どもの学習活動や学級活動,人間関係について,現職院生は理論的理解を,学部生や学卒院生は実践的知識をも獲得できるよう,事例や研究報告などを用いて授業をおこなった。
【観点2】教育の達成状況
レポートなどから教育と子どもに関する理解と知識が深まったことが示され,概ね教育目標は達成されたと考えられる。
研究指導
【観点1】学部
社会心理学の研究知見を現実場面に適用して理解すること,自身の関心を理論的に記述し,かつ,現実の問題解決の観点から考察することについて指導した。
【観点2】188体育(修士課程、専門職学位課程、博士課程)
自身の問題意識の理論的構成と先行知見の現実的理解を重視し,各自の研究の学会発表を勧め指導した。
◎
特色ある点及び今後の検討課題等
- 院生が修論を作成するに当たって,彼らの経験や実感が新しい社会理論を用いた心理学の実証研究となるよう指導した。
<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)
平成28年
03月:
中学校入学時期の生徒におけるレジリエンスと学校適応および家族機能との関連,日本学校心理士会年報,8巻,
pp.53-64
学会活動への参加状況
(1)
平成25年
~
平成28年
12月
31日:
日本学校心理士会年報編集委員
◎特色?強調点等
- 中学1年生の学校不適応問題について,家族機能と,それによって育成される本人のレジリエンスとの関連の観点から考察した。特に家族機能の測定は一般的に,回答者及びその家族の心理的抵抗などにより難しいとされるが,本研究では,信頼度の高い量的分析を行うことができた。家族機能を明らかにすることで,教師に家庭と連携をする際の指導の視点を提供することが出来た。
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)
平成24年
03月
~
平成29年
12月
31日:
日本学校心理士会新潟支部長