自己点検?評価の対象期間: 平成27年 04月 01日 ~ 平成28年 03月 31日

東原 貴志 (准教授)
<教育活動>
授業
  【観点1】教育方法及び成績評価面での取り組み
学部の「中等技術科指導法(教材論)」では、研究授業参観、製作演習を踏まえた指導案作成を行い、実践的な指導を行った。 188体育の「技術科教育方法特論」では、技術教育の歴史や高等学校の情報教育との関連を含めた幅広い内容を取り上げた。 

  【観点2】教育の達成状況
授業履修者の多くは、中学校技術?家庭科の教員や高等学校情報科教員として活躍している。指導案作成を通じて、即戦力となる力量を身につけた学生を育てるべく、今後とも授業の改善に取り組みたい。 

研究指導
  【観点1】学部
学部のゼミ生がいないため、該当なし 

  【観点2】188体育(修士課程、専門職学位課程、博士課程)
188体育生に木材加工に関する文献講読,実技指導ならびに研究方法を指導した。木質材料の製造に関する授業実践を通して,教材の開発,授業展開の仕方,生徒の学びについて認識を深めた。研究成果について、日本産業技術教育学会第58回大会、日本産業技術教育学会第27回北陸支部大会、日本木材学会第61回大会および第127回日本森林学会大会において発表を行った。 

その他の教育活動

特色ある点及び今後の検討課題等

<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)  平成27年 09月: 生物育成技術としての林業に関する指導内容の検討,日本産業技術教育学会誌,Journal of the Japan Society of Technology Education,57巻,3号, pp.143-150
業】(1)  平成28年 02月: 中学校技術?家庭科(技術分野)における生物育成技術としての木材生産の内容例示,JSPS 科学研究費補助金基盤研究(B) 25282036成果報告
発】(1)  平成28年 03月 28日: 研究用ソフトウェアを用いた中学校林業実習の提案,Examining Forestry Classes for Junior High School Student,第127回日本森林学会大会(神奈川)
(2)  平成28年 03月 28日: 生物育成技術としての林業に関する指導内容の提案,Examining Forestry Materials Related to Technology for Nurturing Living Things,第127回日本森林学会大会(神奈川)
(3)  平成28年 03月 27日: 林産教育のための木質成形体の簡易な製造方法の開発,An Easy Wood-based Materials Production Method,第66回日本木材学会大会(名古屋)
(4)  平成28年 02月 29日: 木質系廃棄物を利用した木質成形体の製作と授業実践の試み,An Easy Wood-based Materials Production Method,多摩森林科学園森林交流研究会(第1回)
(5)  平成28年 02月 29日: 研究用ソフトウェアを用いた身近な自然環境での林業実習の提案,Proposal of Forest Practice Utilizing Computer Simulation,多摩森林科学園森林交流研究会(第1回)
(6)  平成27年 11月 07日: 材料と加工に関する職業訓練用実技教科書の分析,Analysis of the textbook for the vocational training about material science,日本産業技術教育学会第27回北陸支部大会,Journal of the Japan Society of Technology Education
(7)  平成27年 08月 23日: 中学校における木質材料の製造方法と特徴を学ぶ授業実践,An Easy Wood-based Materials Production Method,日本産業技術教育学会第58回全国大会(愛媛),Journal of the Japan Society of Technology Education
(8)  平成27年 08月 22日: コンピュータシミュレーションを活用した林業実習の提案,Examining Forestry Classes for Junior High School Student,日本産業技術教育学会第58回全国大会(愛媛),Journal of the Japan Society of Technology Education

共同研究(幼、小、中、高等学校及び特別支援学校教員との共同研究を含む)の実施状況
(1)木質材料実験棟共同利用研究,代表者:東原貴志,(188体育)
(2)技術科教育生物育成のカリキュラムスタンダードに関する教科内容学的研究,代表者:荒木祐二,(埼玉大学)
(3)中学校技術?家庭科における森林の育成から利用に至るまでの指導内容に関する研究,代表者:東原 貴志,(188体育)

学会活動への参加状況
(1)  平成28年 03月 28日: ~ 平成28年 03月 29日: 第127回日本森林学会大会
(2)  平成28年 03月 27日: ~ 平成28年 03月 27日: 日本木材学会第61回大会
(3)  平成27年 11月 07日: ~ 平成27年 11月 07日: 日本産業技術教育学会第27回北陸支部大会
(4)  平成27年 08月 22日: ~ 平成27年 08月 23日: 日本産業技術教育学会第58回全国大会(愛媛)
(5)  平成26年 08月 22日: ~ 平成28年 08月 26日: 日本教育大学協会全国技術教育部門事務局長(日本教育大学協会全国技術教育部門)

◎特色?強調点等

<社会との連携>
社会的活動状況
(1)  平成28年 02月 02日: ~ 平成28年 02月 16日: 上越市立大和小学校講師「卒業制作」(上越市立大和小学校)
(2)  平成27年 09月 28日: ~ 平成27年 10月 14日: 五泉市立五泉中学校研究協力者(五泉市立五泉中学校)
(3)  平成27年 08月 06日: ~ 平成27年 08月 07日: 公開講座「木琴をつくろう」(188体育)
(4)  平成27年 08月 04日: ~ 平成27年 08月 04日: 教員免許状更新講習(188体育)
(5)  平成27年 07月 08日: ~ 平成27年 11月 11日: 上越市立城北中学校研究協力者(上越中学校教育研究会)

◎社会への寄与等
上越市立城北中学校、ならびに五泉市立五泉中学校において研究協力者として技術科教員と授業研究にあたり、地域の技術教育の発展に寄与した。上越市立大和小学校講師として、木材加工に関する卒業制作の支援を行った。また、小学生を対象とした188体育公開講座「木琴をつくろう」を開講し、木材加工に関する教材開発の成果を地域に還元した。日本教育大学協会全国技術教育部門事務局長として、技術教育の研究を円滑に進めることに尽力した。