平成28年度年次報告書

自己点検評価の対象期間：平成28年 04月 01日～平成29年 03月 31日

城間　祥子 （准教授)

＜教育活動＞

授業

　　【観点１】教育内容?方法面での取組

「学習臨床支援特論」「学習臨床カリキュラムデザイン」の授業では、講義とグループワーク（あるいは個人ワーク）を組み合わせ、学習内容をより深く理解できるように工夫した。 ?「表現?状況的教育方法演習」の授業では、講義支援システムを活用して毎回ミニレポートを書いてもらい、授業の中で感じたことや考えたことを振り返ることができるように工夫した　

　　【観点２】学修成果の状況

授業については、レポートの記述内容や授業評価アンケートの結果から、おおむね当初の目標を達成できたと考えている。ゼミの指導学生については、３名全員が修了し、それぞれの学校現場に復帰した。　

研究指導

　　【観点１】学部

担当なし　

　　【観点２】188体育（修士課程、専門職学位課程、博士課程）

各自の関心に基づいて学校教育の現場と密接にかかわる研究テーマを設定するよう指導した。学校現場で収集した各自のデータを定期的にゼミのメンバー全員で検討し、研究の対象となる現象についての理解を深めた。また、附属学校や特徴的な教育実践を行っている各地の伝統校の公開研に積極的に参加し、授業観察のトレーニングを行った。　

その他の教育活動

ラグビー部顧問

◎ 特色ある点及び今後の検討課題等

授業については、新コースへの移行にあわせて授業内容を見直した。ゼミ運営は、M2の学生だけであったので、研究テーマの明確化、データの収集と分析、論文執筆のプロセスを、個々の進捗状況にあわせて指導した。夏季休業中には、他大学の研究室との合同研究合宿を実施し、異なる分野の教員や学生との交流をはかった。

＜研究活動＞

研究成果の発表状況

著】(1)　平成28年 06月：大学のFD Q&A (高等教育シリーズ 171)（共著）,玉川大学出版部,
(2)　平成28年 05月：インプロをすべての教室へ学びを革新する即興ゲーム?ガイド（共著）,新曜社,

発】(1)　平成28年 10月 08日： PB45 教員養成課程におけるワークショップ型授業の実践力の育成―ワークショップの学びの理解を目指したプログラムの開発―,日本教育心理学会第58回総会,

学会活動への参加状況

(1)　平成28年 10月 08日：～平成28年 10月 10日：日本教育心理学会第58回総会,

◎特色?強調点等

幼稚園から中学校の教員向けインプロゲーム集『インプロをすべての教室へ：学びを革新する即興ゲーム?ガイド』の翻訳出版に携わった。また、大学教員向けのFDガイドブック『大学のFD Q&A』の編集と分担執筆を行った。

＜社会との連携＞

社会的活動状況

(1)　平成28年 08月 10日：～平成28年 08月 10日：教員免許状更新講習「教育の最新事情関係（上越B）」講師(188体育)

(2)　平成28年 07月～平成29年 03月ジャパンオールスターズ理事(任意団体ジャパンオールスターズ)

◎社会への寄与等

教員免許状更新講習において必修科目「教育の最新事情関係」を担当した。受講者が自身の教育実践を振り返り、教育理念や強み、今後の目標を明確にする支援を行った。