自己点検評価の対象期間:
平成28年
04月
01日
~
平成29年
03月
31日
土田 了輔
(教授)
<教育活動>
授業
【観点1】教育内容?方法面での取組
実技授業においては,分業に基づく戦術アプローチを継続して実施し,その場のゲーム中で生じた課題に対して取り組むアクティブラーニングを実施した。学習記録は毎回,コメントを入れ,受講者とのコミュニケーションに努めた。
【観点2】学修成果の状況
指導した院生は教職に就くか現場復帰した。今年度もすべて教育実践的な研究を指導した。
研究指導
【観点1】学部
学校現場に密着した問題意識から,将来、教職に就くことを想定した課題設定と解決に向けた指導を行った。
【観点2】188体育(修士課程、専門職学位課程、博士課程)
体育の教育実践や体育指導に関係するテーマの指導を心がけた。
その他の教育活動
- 新潟工科大学非常勤講師
- 188体育男子バスケットボール部顧問
- 188体育女子バスケットボール部顧問
- 教職講座(直前体育実技)
◎
特色ある点及び今後の検討課題等
- ボールゲーム指導において「動きづくり」ではなく「ゲーム理解」に焦点を当て、役割取得や役割変化、専門用語に依らない授業を考案、実践している。
<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)
平成29年
03月:
ゲームの原理をベースにした体育の指導について,188体育研究紀要,36巻,2号,
pp.677-687
発】(1)
平成28年
11月
05日:
ゲームの原理をベースにした体育の球技指導について,日本教育実践学会第19回研究大会,
(2)
平成28年
11月
05日:
ネット型ボール運動における種目間で生じる学習転移に関する研究,日本教育実践学会第19回研究大会,
学会活動への参加状況
(1)
平成28年
11月
05日:
~
平成28年
11月
06日:
日本教育実践学会,
(2)
平成28年
10月
23日:
~
平成28年
10月
23日:
新潟県体育学会,
(3)
平成28年
07月
09日:
~
平成28年
07月
10日:
日本体育科教育学会,
◎特色?強調点等
- 引き続き、「動きづくり」に終始していた学校体育におけるボール運動の授業で,ゲームを中心とした学習で戦術立案の基盤になる「原理」を指導することの重要さを強調した研究を推進している。運動を精緻化させていくという体育の「系統性」を見直し、ゲーム理解の高度化という新しい「系統性」を構築しつつある。
<社会との連携>