最優秀賞:該当者無し
氏 名 | 所属?職名等 | 主題及び副題 |
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福田 恵 | 徳島県美馬市立江原中学校教諭(徳島県立総合教育センター長期研究員) | 生徒の学ぶ意欲を高める英語授業の工夫 ~生徒主体の言語活動を通して~ |
堀井 利衛子 | 新潟県立上越特別 支援学校教頭 |
認知特性に応じた学習支援プログラムの構築 -自己有能感を高める状況設定と認知特性に応じた学習方略の提案を軸として- |
この度は栄誉ある辰野千壽教育賞優秀賞を受賞できましたことを大変光栄に思っております。関係者の皆様始め,今まで研究に関わってくださった先生方,何より一緒に授業を作ってきた生徒の皆さんに心から感謝いたします。
本研究は,「未知の可能性に満ちた子どもの能力を発揮させるために学習意欲を高めたい。そして,英語力とともに生きる力を培わせたい。」という思いで,生徒主体の言語活動を中心に実践を重ねました。その中で,生徒が成功体験とともに自己有用感を高めることで生み出された力が,集団としての良好な人間関係の構築とコミュニケーション能力を向上させたことをまとめました。
今後も,学習者の心理を大切に,偉大な研究をされてきた辰野千壽先生の教育賞受賞を励みに,子どもの心に寄り添いながら,豊かな心とコミュニケーション能力の向上を図れる実践を続けていきたいと思います。
第7回辰野千壽教育賞優秀賞をいただきましたこと,心から感謝いたします。
2003年からの2年間,188体育188体育で派遣教員として学ばせていただきました。このときご教示いただいたことが私の教育実践の土台になっていることを改めて思います。
学習に困難がある子どもたちのために,学習への動機付けの介入と学習方略の提案を関連付け,認知理論と教育実践をつなぐ具体的な実践研究の蓄積を図ること。また,この蓄積が学校教育現場で有効に活用されるために,授業場面での状況設定の工夫や支援者とのかかわりについて研究を深めること。これらをテーマに,子どもたちとの出会いの中で,一つ一つ実践を積み重ねてまいりました。
これからも,子どもたちと一緒にいられる幸せを感じつつ,学校でできることは何か,学校だからこそできることは何かを問い続け,新たな実践を展開していきたいと考えています。
10月3日(金)に,初代学長の辰野千壽先生,選考会議に学外有識者として参画いただいた(財)教育調査研究所理事長の新井郁男様,新潟工科大学教授の髙田喜久司様及び新潟日報社上越支社長の野崎孝則様から御出席をいただき,第7回辰野千壽教育賞授与式を開催しました。
当日は,優秀賞を受賞された福田恵氏(徳島県美馬市立江原中学校教諭(徳島県立総合教育センター長期研究員)),堀井利衛子氏(新潟県立上越特別支援学校教頭)にその栄誉を讃え,賞状を授与するとともに,副賞を贈呈しました。
前列左から,新井郁男様,辰野千壽先生,福田恵氏,堀井利衛子氏,佐藤学長,髙田喜久司様,野崎孝則様
後列左から,河合教授,太田理事,立屋敷理事,林副学長,松田教授
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